SSブログ

トースト [home made]

今朝、新聞に挟まっている日曜版の別紙にイギリスの食の話が載っていました。

実に興味深い話が載っているのですが、イギリスというと食に期待しちゃいけないイメージが長く続いていましたがその元凶とも言うべき本の存在を紹介していました。

その中には生の牛肉を水につけておき、それをこして色つきのグラスに移して飲む、と言うスープの作り方が載っていたりするそうです。
生の牛肉で作る、日本で言うと昆布だしの様なモノ?
でも、生の肉を水につけておくだけですよ。
何だか考えているだけで気持ち悪くなります。

何百年か前の本に載っている料理の一つだそうですが、これがイギリスの食は不味いと言わしめた元凶らしいです。

紙面で最初に紹介されていたのが「トーストサンド」なるもの。
普通はトーストサンドって聞くと何か具を挟んだトーストのこと、って思いますよね。
一種のホットトーストというか、カツサンドなんかも軽くトーストしたパンでカツを挟んでいますがあんな感じ。

しかし、違います。
何と食パンを3枚用意して、そのうち1枚をトーストして、それを焼いていないパンで挟んだもの!
焼いたパンを挟んだパン。
日本で例えるなら炒めたご飯を具にしたおにぎり。
もしくはお粥をかけたご飯!お粥ライス!(笑)

考えると笑いが止まらなくなって、おかしくておかしくて。
そんな料理が載っている本はなんと1600ページにも及ぶそうです。
どんな料理が他に載っているのか是非紹介してもらいたいモノです。

トーストサンドでひとしきり笑ったらお腹が空いて今朝はトーストで朝ご飯を済ませました。
でも、イギリスじゃなくて美食の国フランスのトーストです。
いつもはバゲットで作るのですが、今日は昨日焼いた食パンで。

a-001.jpg

トーストサンドもこのフレンチトーストを挟むんだったら有りかも、と思いつつじっくり弱火で焼いて中味がスポンジケーキみたいにふんわりした久々出来の良いフレンチトーストで朝食済ませました。


そして、今朝は我が家の老猫、良い形のが出ました。
やはり先日のお腹の調子は食べ過ぎだったようです。
と言っても、今はお腹を壊したときと同じ量を平気で食べているので、その前に調子が悪かった余韻だったのだ、と思います。


おかげさまで今の老猫、のほほんと昼寝中です。



nice!(11)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 11

コメント 6

pom405

English Breakfastや Afternoon Teaなどで有名なイギリス、ディナーを自慢できない国ならではのものだと聞いたことあります。が、そこまでひどいとは思いませんでした。職場の近くにイギリス料理中心の貸切パーティのような特別デーがあったしゃれたバー。どんなものが料理なのかというと、結局ウインナーを挟んだバーガーとかそんなものでした。
by pom405 (2012-02-05 15:54) 

hirochiki

昆布だしは大好きですが、生の牛肉をお水につけただし汁なんて、恐ろしいですね^^;
トーストサンドにも思わず笑ってしまいました。
ご自宅で焼いたパンで作られたフレンチトーストがとっても美味しそうですね。
朝から幸せな気分に浸れそうです。
猫ちゃんも、お元気になられたようで何よりです^^
立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きそうなので、風邪を引かないようにお気をつけ下さいね。
by hirochiki (2012-02-05 17:16) 

C-Boy

今から20年近く前に、前の会社でイギリスへ語学研修で1ヶ月半行っていたことがあります。
この国の国民には味覚というものがあるのかと思うほど、食には困りました。食事か水、どっちかが合わなかったのか、1週間ぐらいで顔に吹き出物ができましたね。
考えてみればイギリス料理ってないですよね。強いて言えば、ローストビーフがそれに近いか。
一緒に行った仲間と、イギリスの中華料理屋とかインド料理屋に行きましたが、そのほうが美味しかったです。
by C-Boy (2012-02-05 19:46) 

千波矢

pom405 さんへ
確かにイギリスで美味しいものを食べたかったら朝食を3度食べろ、と言う言葉もあります。でも、今のイギリスは結構美味しいモノもあると思いますよ。このトーストサンドや生肉の水だしスープのレシピは紙面によると150年ほど前の量リボン「ビートン夫人の家政読本」という本にあるそうです。150年も前のレシピですから、今と単純に派比べられないと思いますが、それにしても昔のイギリスはすごいモノ食べていたんだなと思いました。

hirochikiさんへ
「ビートン夫人の家政読本」と言う料理の本だそうですが、1600ページの中にはどれほどの料理が載っているんでしょうね。詳しく生肉のスープの作り方を写しますとミンチにした牛肉を水に浸し塩を加え2時間以上置いた後にこしきを通すのだそうです。と、詳しく書いても飲みたくなりませんよね。でも、この本は改訂されるたびに不気味なメニューは減って普通の料理本になったそうです。
トーストサンドも塩胡椒したトーストをパンで挟むらしいのですが、実際にイギリスの方が作って美味しいと思ったのか聞いてみたいですね。
猫は今も今日最後のご飯を食べたがって鳴いております。元気になって良かったです。
そして、風邪とインフルエンザが猛威を振るっているようですね。お互いしっかり気を付けたいですね。

C-Boyさんへ
イギリス料理、と言うとパッと浮かぶのは確かにローストビーフでしょうか。ミートパイやシェパーズパイのようなお肉を使ったパイは美味しいと思うのですがなじみはないですね。
味覚は国それぞれで、ドイツなんかも割と塩気が強いモノが多かったりするそうです。日本人の移住者の方の話では「食べられる塩辛さ」が普通に美味しいもの、だとか(笑)。
ちなみに日本に入ってきたルーのカレーはイギリス料理ですよ。インド→イギリス→日本の順に入ってきてます。

◇◇◆◆◆◆◆◇◇◆◆◆◆◆◇◇◆◆

イギリス料理って確かに美味しいイメージはないのかもしれないですが、チーズやクリームの乳製品の美味しさは格別です。
私はイギリス料理はともかくスイーツ、と言うかお菓子は大好きです。
スコーン、マフィン、パイ、ビクトリアンサンドイッチ。
紅茶に良くあうスイーツはやっぱりイギリスが一番だと思います。

どうやらイギリス料理がまずいと言うイメージの大元はこの「ビートン夫人の家政読本」に遡るというお話はあながち嘘じゃないような気がしてきました(笑)。


by 千波矢 (2012-02-05 23:03) 

みずき

肉汁と言えば肉汁ですけど・・・
う~ん、無理です、飲めませんね(苦笑)
by みずき (2012-02-05 23:57) 

千波矢

みずきさんへ
肉汁ですよね、一応。多分、火を通せばコンソメに近いモノじゃないかなとは思いますが・・・水につけた牛ミンチの澄まし汁はユッケ以上に規制が必用じゃないかと思います。(笑)
by 千波矢 (2012-02-06 19:30) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。